冒頭文を書くのに1時間も2時間も費やした経験はありませんか?
ライティングの勉強をすると「冒頭文が大切だ!」という言葉をよく耳にしますね。
その言葉を真に受けていきなり冒頭文から書き始める人がいます。
しっくりこないから書いては消して、書いては消しての繰り返し。これでは時間がいくらあっても足りませんね。
冒頭文が上手く書けない原因は順番を間違えているから。読者さんの抱える悩みや疑問を知らない状態では冒頭文を書きようがないのです。
重要ポイント
「本文」と「まとめ」を書き終わった「一番最後」に冒頭文に取り掛かるのが正しい順番です。
この順番であれば、すでに読者の「不安」「悩み」「知りたいこと」を把握している状態なので的外れな内容になることはありません。
今からお伝えする「型」に順番に当てはめていくだけで「超短期間」で魅力的な冒頭文を完成させることができます。
冒頭文の型
冒頭文が大切といってもダラダラと長文を書くことはオススメしていません。
これは好みにもよると思いますが、私の場合、前置きが長い文章が苦手なのでサクッと100~300文字以内でまとめるケースが多いです。
下記が冒頭文に入れる項目です。
冒頭文に入れる項目
- 要点(必須)
- 記事を読むメリット
- 読者の心の声
- 実績や肩書
この中で必須なのは1の要点だけです。
全部を入れようとするとダラダラと長くなってしまい逆に離脱率が上がるので無理に詰め込む必要はありません。
それでは順番に見ていきましょう。
注意点
と、その前に一点注意点をお伝えします。
以前広告攻略レポートで記事の最初に「当ブログはアフィリエイト広告を利用しています」と記載しようとお伝えしました。
こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。
毎回、冒頭文の前に定型文のようにこのフレーズを入れましょう。
これにより成約率が落ちることはないのでご安心ください^^
忘れてしまった方は下記より復習しておいてください。
⇒広告攻略レポート【レッスン2】重要!アフィリエイトで大切な2つの注意点
冒頭文に入れる内容その1:要点
冒頭文で絶対に書くのが「要点」です。
例文
「この記事では△△県で人気の□□店をご紹介します」
「今回は××を〇〇する方法をお伝えします」
このように「何を書いている記事なのか」を1文、もしくは2文でまとめましょう。
その際に必ず「狙うキーワード」を文章に含めてください。
これをベースにそのほかの項目を付け足していく流れになります。
冒頭文に入れる内容その2:記事を読むメリット
記事を読むメリットを書くのも効果的です。
「記事を読むとどうなれるのか?」「何を学べるのか?」を簡潔に伝えましょう。
例文
今回の記事を読むことにより、
- 試験前日にやってはいけない3つの禁止事項
- 今年の予想問題(傾向と対策)
- 昨年合格した5人の先輩からの目から鱗のアドバイス
など他では知ることのできない情報を学ぶことができます。
私の場合は本文の中から「より読者が反応しそうなメリット」を3~5つほどピックアップして箇条書きで伝えるケースが多いです。
「3つの禁止事項」のように具体的な数字を入れるとより読者の興味をそそることができます。
冒頭文に入れる内容その3:読者の心の声
読者の不安や願望、悩みなど「心の声」を書くことにより「そうそう、そうなんだよね」「分かる分かる」と共感を得ることができます。
それにより「この人は自分のことを分かってくれている」と信頼度が上がり、先を読み進めてもらいやすくなります。
例文
「寝ても覚めても試験のことばかり考えている」
「落ちた、すべったという言葉を聞くたびにドキッとする」
このような経験はありませんか?
このように心の声を書いた後に「そんな経験ありませんか?」など一言書くとその後に続く文章につなぎやすくなります。
私の場合、「心の声」は冒頭文の一番最初に書くケースが多いです。
冒頭文に入れる内容その4:実績や根拠
「実績」や「根拠」があれば冒頭文の中で紹介しましょう。
それにより「お、この人の言うことは信憑性がありそうだ。読んでみよう」と読み進めてもらいやすくなります。
注意ポイント
しょぼい実績や肩書なら書かない方が良いです。
例えば、
「1年で2キロ痩せました」
「10年で英語をマスターしました」
と書いても、あまり凄そうに感じないので逆効果になります。
読者さんが思わず「おっ!凄い」と感じるようなインパクトのある実績や肩書がある場合だけ書くようにしましょう。
例文
「ちなみに私は今回ご紹介する方法で2カ月で10キロ痩せることができました」
「昨年は教え子の全員が合格した勉強法なのでかなり再現性が高いです」
「弁護士になって早10年。失敗も成功も沢山経験しました。その中で今回は・・・」
肩書きを紹介する場合は自慢にならないよう「さりげなく」書くのがポイントです。
冒頭文のお手本
最後に冒頭文の型を用いて実演してみます。
ー お手本 ー
こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。
それではゆっくりとご覧ください。
「寝ても覚めても試験のことばかり考えている」
「落ちた、すべったという言葉を聞くたびにドキッとする」
このような経験はありませんか?
でもご安心ください。今回は「〇〇の試験を一発で合格する方法」をお伝えします。
この記事を読むことにより、
- 今年の予想問題(傾向と対策)
- 試験前日にやってはいけない3つの禁止事項
- 昨年合格した5人の先輩からの目から鱗のアドバイス
など他では知ることのできない情報を学ぶことができます。
昨年は教え子の全員が合格した勉強法なのでかなり再現性が高いです。
ぜひじっくりとご覧ください。
今回のお手本では、
- 要点(必須)
- 記事を読むメリット
- 読者の心の声
- 実績や肩書
これらを全て詰め込んだ形にしましたが書ける範囲で構いません。
下手にダラダラと詰め込みすぎると逆に離脱の原因にもなりかねません。
ですから読者が反応しそうなことだけを厳選してシンプルにまとめましょう。
次のレッスンへ進む
-
【レッスン6】ライティングテクニック集
続きを見る