【レッスン6】ライティングテクニック集

ここまでは「売るため」の本質をお伝えしてきましたが、ここでは「ライティングテクニック」をお伝えします。

 

人それぞれ「話し方」は異なりますね。

 

例えば、

  • 早口な人
  • ゆっくりな人
  • 情熱的に話す人
  • 冷静に話す人
  • 声が大きい人
  • 声が小さい人
  • 声が太い人
  • 声が細い人

このように人によって特徴があります。

 

どれが良いというわけではありませんが、思わず引き込まれてしまうような話し方をする人は決まって「抑揚」をつけるのが上手いです。

 

例えば、

  • 生徒をやる気にさせるのが上手い塾講師
  • 演説の得意な政治家
  • 通販番組のセールスマン

などは上手に抑揚をつけて話しますね。

 

あなたの周りにも一人や二人、こういった話の上手な人がいるのではないでしょうか?

 

時には早口で、時にはゆっくり、時には相手の目を見ながら諭すように、時には情熱的に顔を真っ赤にして、時には十分な間をとって、そして「ここぞ」という時には大きな声で自信満々で話します。

 

話の上手な人は、このように会話に抑揚を持たせることにより、グングンと相手を引き込んでいくのです。

 

実はブログでもこの原理が活かせます。

 

文章の「見せ方」を工夫することにより記事に抑揚やリズム感が生まれて、飽きずにずっと読んでもらうことができるのです。

 

それでは順番に見ていきましょう。

 

改行は「間」や「呼吸」と同じ

 

改行は実際の会話の「呼吸」「間」とお考え下さい。

 

改行がない文章は早口でまくしたてるのと同じで、相手は疲れてしまいます。

 

後藤
当然それでは読んでもらえませんし、商品を買ってもらえませんね。

 

ですから改行は必ず入れましょう。

 

改行を入れるタイミングに決まりはありませんが、私の場合は1文、もしくは2文書いたら改行するケースが多いです。

 

改行を入れるコツ

実際に声に出して記事を読むと改行のタイミングをつかみやすいです。

 

また記事を書いたらパソコンだけでなくスマホでも必ず確認して、文章が詰まりすぎていないかチェックしてください。

 

また、下記のように相手に考えてほしい場面では5~10行ほどたっぷりと改行する場合もあります。

 

ー 改行をたっぷり入れた文章 ー

 

AとB、どちらが正しいと思いますか?

10秒だけ考えてみてください。

 

 

 

 

 

お待たせしました。正解はAです。

 

このように、記事の中に空間があると、飛ばし読みをされている途中でも「ん?何?」と興味を持たれてスクロールを止めてもらいやすいです。

 

後藤
実際のトークでも「間」が長いと思わず相手の顔を見てしまうことはありますよね

 

書き手本位ではなく、読み手の立場になって改行を入れるよう心がけましょう。

 

記号の上手な使い方

 

改行が「呼吸」や「間」と同じとお伝えしましたが、記号を上手く使うことにより、声の「トーン」「強弱」を表現できます。

 

私の場合は、

  1. 「」
  2. 【】
  3. ^^

この3つを使うことが多いです。

 

重要なポイントを伝える時には1の「」を使います。

 

「」内の言葉をゆっくり、はっきりと話すようなイメージですね。

 

2の【】は「」よりも線が太いのでタイトルや見出しなど目立たせたい場合に使うことが多いです。

【緊急】とか【重要】のように使うと注目されやすいです。

 

3の^^は場を和ませたい時に使います。

 

後藤
これはガラケー時代の表現方法なので若い人からは「古い!」「原始的!」と言われるかもしれません^^

 

ノウハウ系や悩み解決系の記事を書いているとどうしても威圧的な文章になりがちです。

 

そんな時にこういった笑顔の記号を入れることにより、ちょっと場を和ませることができます。

 

「体言止め」で文章にリズムが生まれる

 

同じ語尾が何度も続くと文章が単調になり幼稚っぽくなってしまいます。

 

語尾とは、

  • です。
  • ます。
  • だ。
  • である。

など文の最後のことです。

 

幼稚っぽさをなくすのに有効なのが体言止め。体言止めとは語尾を名詞や代名詞で終わらせることです。

 

ちなみにの文章も体言止めを使っています。

 

【体言止めをする前の文章】

幼稚っぽさをなくすのに有効なのが体言止めです。体言止めとは語尾を名詞や代名詞で終わらせることです。

 

このように同じ文脈の中で同じ語尾が続くとなんか気持ち悪いですね。

 

実際に声に出して読んでみて、違和感を感じたらぜひ体言止めを使ってみてください。

 

それだけで文章にリズムが生まれてストレスなく読めるようになります。

 

箇条書きで情報を整理しよう

 

箇条書きをすることにより文章が圧倒的に見やすくなります。

 

ためしに下記2つの文を見比べてみてください。

【箇条書きを使う前】

この記事を読むことにより、今年の予想問題(傾向と対策)、試験前日にやってはいけない3つの禁止事項、昨年合格した5人の先輩からの目から鱗のアドバイス、など他では知ることのできない情報を学ぶことができます。

 

【箇条書きを使った後】

この記事を読むことにより、

  • 今年の予想問題(傾向と対策)
  • 試験前日にやってはいけない3つの禁止事項
  • 昨年合格した5人の先輩からの目から鱗のアドバイス

など他では知ることのできない情報を学ぶことができます。

 

まったく同じ文章ですが、箇条書きを使った方が圧倒的に読みやすくなりますね。

 

また、情報が整理されているので記憶に残りやすいです。

 

文字装飾の注意点

 

ブログサービスには様々な文字装飾の機能が搭載されていますね。

 

例えば、

  • 文字色
  • 文字サイズ
  • 下線
  • 太字
  • 斜め文字

など無料ブログでもワードプレスでも簡単に装飾可能です。

 

たまに装飾をふんだんに使ったド派手な記事を見かけることがありますが、私はあまりオススメしていません。

 

なぜなら、文字の装飾は「重要ポイント」で使いたいからです。

 

学校の教科書を思い出してほしいのですが、赤文字や下線が引かれている箇所はテストで出題される確率が高かったですよね。

 

それが記憶に刻まれているので我々日本人は「赤文字や下線が重要な箇所」と深層心理で分かっています。

 

それなのに、どこもかしこも装飾されていると、ぼやけてしまい、どこが重要なのか分からなくなりますね。

 

ですから「ここだけは絶対に読んで欲しい」という大切な場面に装飾を使うことをお勧めします。

 

ちなみに私が使う装飾は、

  • 文字色(赤もしくはオレンジ)
  • 文字の背景色(薄い黄色)
  • 下線
  • 太字

この4つが多いです。

 

また今回お伝えした、改行や記号、装飾などは記事を書き終わった「一番最後」に調整しましょう。

 

なぜなら装飾しながら記事を書いていると、そればかりに気を取られて文章が進まなくなるからです。

 

また記事を書き終わった後であれば、重要ポイントをすでに把握している状態なので的外れな装飾になる可能性が低くなるというメリットもあります。

 

後藤
ちなみに私の場合は、記事を書き終わった後に誤字脱字チェックとセットで文字装飾も行うようにしています。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

次のレッスンへ進む

【レッスン7】これで書ける!記事執筆のマインドとは?

続きを見る

© 2024 ライティング攻略レポート Powered by AFFINGER5